2011年11月23日
新嘗祭

伝えたい日本の心…22
11月23日 新嘗祭
農業が中心だった時代、「新嘗祭」は、
瑞穂の国の祭祀をつかさどる最高責任者である天皇が、
国民を代表して、その年に収穫された新しい穀物をすべての神々に勧め、
自らも食して農作物の恵みに感謝するという国家の重要な儀式でした。
戦後、勤労感謝の日として、
「勤労をたつとび、生産を祝い、 国民たがいに感謝しあう」国民の祝日となりました。
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追伸 新嘗祭について
しんじょうさいとも読み、古くは「にいなえ」といいました。
天皇が、その年の新穀や新酒を、
天照大神をはじめとする天地の神々に供えて感謝し、自らも食す儀式です。
神膳には、その年の新穀から作った、
米、粟(あわ)のご飯と粥(かゆ)、白酒(しろき)と黒酒(くろき)が供えられます。
その後に、天皇が新穀を食す儀式が行われる。
「嘗」とは「饗」に通じる語で、神に食物を供えること、
または神と共食することを意味した。
宮中の儀式として、形がととのったのは、
7世紀、皇極(こうぎょく)天皇の頃とされています。
毎年11月の下(2番目)の卯(う)の日に行うものを新嘗祭、
天皇が即位したときに初めて行う、一代一度のものを大嘗祭と区別している。
Posted by 侍ジョニー at 10:20│Comments(0)
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