2011年02月10日
伝えたい日本の心…3

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伝えたい日本の心…3
忘れてはいけない日本の食風習の一つ

風呂吹き大根
大根は、ビタミンCや消化を助けるジアスターゼを多く含んでいます。
兵庫県では、たつの市御津町の干拓地などが産地として知られています。
風呂吹き大根の由来は、
『漆職人が冬場、漆の乾燥室である風呂に湿気を吹き込むために
大量の湯を沸かし、その湯がもったいないので大根をゆでた』など諸説あります。
名前の由来には諸説あり、
一説によると、漆器職人が冬になると漆の乾きが悪くて困っていたところ、
ある僧から風呂(漆器の貯蔵室のこと)に大根のゆで汁を吹き込み、
そこで乾かすとよいと教えられ、
その通りにするとうまくいった。
この時、大量のゆで汁を取るため、
ゆでた大根も大量に余ったので近所に配った。
すると、これがおいしいと評判になり、
風呂にゆで汁を吹き込んだ残りの大根であることから、
「風呂吹き大根」の名前が生まれた、というもの。
ただし「風呂」とは本来、蒸風呂のことを指し、
蒸気を満たした「室(むろ)」が語源であることを考えると、
上の説は後先が逆転していそうです

もともと漆器の乾燥室である風呂に湿気を与えるために
沸かす湯が勿体ないため、
大根を茹でるのに使った――という説のほうが信憑性は高そうです

Posted by 侍ジョニー at 10:20│Comments(0)
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