2025年04月30日
牡丹の季節です
4月30日から5月4日まで...
穀雨の第三候.
牡丹華……ぼたんのはなさく、です

【百花の王】と言われる牡丹
日本に渡来したのは奈良時代だとか

「牡丹」の「丹」の字は赤を表す文字です

そうそう、「奈良の都は青丹良し」の丹もそうです

奈良の都の青丹も…あの寺社の緑と朱色のことです

色んな色の牡丹があるそうですが....

やっぱり真っ赤な大輪が牡丹のイメージですよね

2025年04月28日
過ぎゆく春を惜しむ頃

つい最近まで、鮮やかに街を彩っていた花々は

はらはらと散っていき..
日ごとに草花も野菜も青々とした葉を

空に向かって伸ばしはじめます

特に雑草が伸びるスピードには驚かされます

この時期は「行く春」という言葉でも表現されるように、
過ぎゆく春を惜しむ頃

日によっては、上着がいらないくらい暑い日もあり

初夏の訪れを感じられますね....

今年は寒暖差が大きいので気をつけて下さいね

2025年04月26日
油断していると、体調を崩しやすい季節ですね〜

農家では、水稲がスタートし、
育苗マットが並べられ、
若苗たちが、緑鮮やかに、すくすくと元気に育っています

「八十八夜の忘れ霜」は、忘れた頃にやってくる遅霜のこと。
農作物にとって油断大敵な霜。一度、霜にあたってしまうと、
根腐れをおこして作物が駄目になってしまうので、厄介がられている霜

天気だとぽかぽかで暖かく、
すでに夏到来です

油断していると、体調を崩しやすい季節ですね〜

気まぐれな天気に、振り回されないよう、
気を引き締めて毎日を過ごしましょう

【4月25日〜29日】
二十四節気では、穀雨・次候
七十二候では、十七候・霜止出苗(しもやみてなえいずる.)
霜が降りなくなり、稲の若苗が伸び、田植えの準備が始まる頃

2025年04月24日
日本国は、豊葦原瑞穂の国(とよあしはらみずほのくに)

葦が生え始めまる季節になりました

葦とか葭とか蘆とか芦とか...漢字が多く存在する植物

この植物の昔からの利用方法などなど...

日本では稲刈りの後に芦刈が行われ、
各地の風物詩となっていたようです

古事記の天地のはじめには
最初の二柱の神が生まれる様子を
「葦牙のごと萌えあがる物に因りて」と書き表しました

その二柱の神がつくった島々は、
「豊葦原の千秋の長五百秋の水穂の国」と呼ばれました..

これにより、日本の古名は豊葦原瑞穂の国と言います

2025年04月22日
水辺にも春がやってきました。

春は、野山だけでなく、水辺にもやってきています

七十二候では、葭始生と書いて、あしはじめてしょうず

葦が生え始めまる季節になりました

葦は「葭」とも、「蘆」とも書きます

水辺に葭が芽を吹き出しはじめる時季をいいます

葦の新しい芽を、季語では「葦の角」といいます

地下茎から出でた芽が、角のように尖っていることからつけられました

「あし」は「悪(あ)し」にも通じていることからなのか、
「善(よ)し」という別名もあります(最近はこちらかな)...葦簀(よしず)など...
