2010年05月24日
まんだらさん・・・・・・・・・2010
「廿五菩薩練供養」は、中将姫の伝承を再現したもので、
毎年五月三日に加古川 長砂 西方寺様において行われています。
中将姫は、奈良時代の右大臣藤原豊成公の娘で、
幼くして母を失い、継母に育てられました。
しかし、継母から嫌われ、ひばり山に捨てられてしまいました。
その後、父と再会し一度は都に戻りましたが、
姫の願いにより当麻寺に入り、称讃浄土経の一千巻の写経を達成し、
十七歳で中将法如として仏門に入り
曼荼羅(諸仏の悟りの境地を描いた絵図)を織ることを決意し、
百駄の蓮茎を集めて蓮糸を繰り、これを井戸に浸すと糸は五色に染まりました。
そしてその蓮糸を、一夜にして一丈五尺(約4m四方)もの蓮糸曼荼羅を織り上げました。
姫が二十九歳の春、雲間から一丈の光明とともに、
阿弥陀如来を始めとする二十五菩薩が来迎され、
姫は、西方極楽浄土へ向かわれたと伝えられています

練り供養の風景です

Posted by 侍ジョニー at 10:20│Comments(0)
│ジョニー感動する
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