2017年04月23日
日本国は、豊葦原瑞穂の国(とよあしはらみずほのくに)
葭始生(あしはじめてしょうず)の続きで...
葦が生え始めまる季節になりました
葦とか葭とか蘆とか芦とか...漢字が多く存在する植物
この植物の昔からの利用方法などなど...
日本では稲刈りの後に芦刈が行われ、
各地の風物詩となっていたようです
軽くて丈夫な棒としてさまざまに用いられ、
特に葦の茎で作ったすだれは葦簀(よしず)と呼ばれています
また、屋根材としても最適で茅葺(かやぶき屋根)の葺き替えに現在でも使われています
古事記の天地のはじめには
最初の二柱の神が生まれる様子を
「葦牙のごと萌えあがる物に因りて」と書き表しました
葦牙とは、葦の芽のこと
その二柱の神がつくった島々は、
「豊葦原の千秋の長五百秋の水穂の国」で...
これにより、日本の古名は豊葦原瑞穂の国と言います
Posted by 侍ジョニー at 10:06│Comments(0)
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