2020年02月06日
どこかで春が〜。東風(こち)
七十二候の東風解凍ははるかぜ こおりをとくと読みます
東風は別の読み方で....
ひがしかぜ、こち、こちかぜ、とうふう、とんぷう、あゆ、はるかぜ....
これらは、東から吹いてくる風の事です
春から夏にかけて吹く東寄りの風。
氷を解き、春を告げる風として、古来雅語として取り入れられておりました
菅原道真(すがわらのみちざね)は延喜3年(903年)、現在の太宰府天満宮の地で薨去し同地に葬られました。
道真が京の都を去る時に詠んだ...
「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」は有名。
その梅が、京都の北野天満宮から
一晩にして道真の住む屋敷の庭へ飛んできたという「飛梅伝説」も有名です
この風は、梅ごちと呼ぶそうです