2019年12月29日
捲土重来(けんどちょうらい=リベンジ)を期して食べる
年越し蕎麦の由来には諸説あります
私どもの仕事に関して申しますと...
江戸の金箔職人が後片付けをする時
散らかした金箔を寄せるのにそば粉を練って丸めたものを使ったため
金を集めるという縁起で始まった説があります
一年間、畳の目につまった細かい金箔を
そば粉で練った餅(だんご=テニスボールぐらい)で叩いて(ころがして)取っていたのです
そこから蕎麦は金を集めると言われたのです。..
これは「金が集まるように」と金運を願ったわけですね
また...ソバは少々風雨に当たっても、
翌日陽がさせばすぐに起き上がる
それにあやかって、
来年こそはと捲土重来(けんどちょうらい=リベンジ)を期して食べると
いう説もあります。