2019年07月19日
目標に向かう
ふっと思い出したので...
書いてみます
まことに小さな国が 開化期を迎えようとしている
四国は伊予松山に、三人の男がいた
このふるい城下町に生まれた秋山真之は、
日露戦争がおこるにあたって 勝利は不可能に近いといわれたバルチック艦隊に
勝利するにいたる作戦をたて、それを実施した
その兄の秋山好古は、日本の騎兵を育成し、
史上最強の騎兵といわれるコサック師団を破るという奇蹟を遂げた
もう一人は、俳句、短歌といった日本の古い短詩型に新風を入れて
その中興の祖となった俳人、正岡子規である
彼らは明治という時代人の体質で前をのみを
見つめながら歩く
登って行く坂の上の 青い天に もし一だの白い雲が輝いているとすれば
それのみを見つめて坂を登って行ったであろう