2019年06月11日
蛍の候です...
この時期の候は蛍の候です
腐草為蛍と書いて、くされたるくさほたるとなる、と読みます。
腐った草が蒸れて、蛍になるというのです。
七十二候では、蛍の候です
文化5年に発行された『改正月令博物筌』によれば、
「腐草はくされたる草なり。
暑さに蒸されて蛍を生ず」ということだそうです。
つまり、螢は腐った竹の根や、
腐った草が蒸れて蛍に化したものだと考えられていたというのです。
ホタルの語源は、〈火垂る〉〈火照る〉〈星垂る〉〈火太郎〉など、
いろいろな説があります。
今年も蛍が楽しみですね
【6月11日〜15日】
二十四節気:芒種・次候
七十二候 :二十六候・腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)
梅雨を迎え、水辺の湿った草陰から、蛍が幻想的な光を放ち始める頃