2018年12月04日
「永遠」の繁栄をもたらす果物
橘の実(写真:Wiki)
橘は、日本に古くから野生していた柑橘類の唯一の固有種です
常緑の葉が、冬を越す霊力を持つ縁起の良い「常葉」の木とされ、
「不老長寿の象徴」であり、「永遠」の繁栄をもたらすものとして、
別名「常世草(とこよぐさ)」とも呼ばれていたそうです
そして、家紋、勲章のデザインに採用されている橘の花・実・葉
また京都御所にある橘の木は、花も葉も散る桜の「左近桜」に対して、
常緑樹でいつも変わらぬ永遠を表すものとしての
橘の「右近橘」と「対」で植えられています
「橘」に、永遠の愛と感謝と祈りをこめて
投稿が遅くなりましたが、
12月2日〜6日
二十四節気では小雪
七十二候では六十候・橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
橘の実が黄色く熟しはじめる頃