2018年09月25日
中秋か仲秋か...
「中秋」か、「仲秋」か
「中秋の名月」か「仲秋の名月」か
二つの書き方はよく混同されているようですが、
「中秋」と「仲秋」それぞれにちゃんと意味があります
ではどっちが正しいのか
仲秋の名月も中秋の名月も 言葉としては正しいです。
ただ意味が違ってきます。
人偏がつく 仲秋の名月のほうは8月の月という意味になります
旧暦の7月から9月までを秋とされていて
その中でも7月は初秋。 8月を仲秋。 9月を晩秋
としていました。
だから 仲秋の名月とは8月の名月という意味になります
また人偏がつかない中秋の名月。
秋全体のド真ん中の日を中秋といい
それが旧暦8月15日の月
中秋の名月と言われています
【中秋】 (1)秋を三分したなかの秋。
(2)秋のまんなか。
・・・・・・・・陰暦八月十五日。
【仲秋】 秋三箇月の中の月。即ち陰暦八月
2018年09月24日
陰陽の中分なれば也
陰陽の中分なれば也
23日、秋分...昼夜の長さがほぼ同じになり、
暑さ寒さもちょうど中かげん...
『暦便覧』では「陰陽の中分なれば也」と説明されています。
暦の上で色んな意味で半ばになったと言うことですね。
その日が、秋の彼岸の中日で秋分の日ですwww
陰陽の中分って何やろと思い調べてみました
万物の最初は、混沌(カオス)の状態であると考え、
この混沌の中から光に満ちた明るい澄んだ気、
すなわち陽の気が上昇して天となり(陽)
重く濁った暗黒の気、すなわち陰の気が下降して地となった(陰)
・・・・読んでも....。
陰陽の中かげんはどの辺か分かりません
2018年09月23日
中秋の名月
中秋の名月
24日は旧暦8月15日で十五夜です。
「中秋の名月」ともいわれます
十五夜の満月を観賞する風習は
中国から伝わり、平安貴族たちに取り入れられました
やがて武士や町民へと広まり、
現在のようにススキや秋の草花を飾り、
月見団子やサトイモ、豆、栗などを盛り、
神酒を供えて月を眺めるというスタイルに。
この時季に収穫されるサトイモを供えることから、
「芋名月」と言う地域もあります。
※今年は9月24日が旧暦の8月15日です。
2018年09月22日
十五夜のお月見泥棒多発地区
今日は中秋の名月の変わった風習
その前に中秋の名月は中秋と書き・・仲秋とは違います。
また旧暦で数えますので
十五夜は旧暦の8月15日(今年は9月24日)
十三夜は旧暦の9月13日(今年は10月21日)
この十五夜で日本版ハロウィン(お月見どろぼう)が行われる地域もあります
もちろん本当の泥棒でなく、
家の軒先や玄関にお月見団子をお供えし
それを近所の子供達が盗みに来るのです
(あらかじめ盗りやすいように置いておく)
団子は、多く盗られた方が縁起が良いとされています
最近では、お菓子も置かれているようです
十五夜は、ススキを飾ってお月見団子・・お勧め致します
2018年09月21日
秋のお彼岸は夏の終わりであり秋の始まり。(お彼岸の気象学)
20日からお彼岸週間です
「暑さ寒さも彼岸まで」
ほかに....
「暑い寒いも彼岸ぎり」
「暑さの果ても彼岸まで寒さの果ても彼岸まで」
「秋の彼岸は春の彼岸に似る」とかいわれるようです
おもに関東より西の気候で通用する言葉です
秋のお彼岸は夏の終わりであり秋の始まり。
残暑がきびしいといわれながらも、
15日ごろになればハッキリと夏の光の衰えを感じさせます
1日の最低気温のほうは急激に下がって、
このまますがすがしい秋の空かと思わせますが
やがてすぐに秋の長雨、「秋霖(しゅうりん)」 の候を迎えます。