2018年06月08日
仏教伝来と歯磨きの関係
歯磨きの歴史を調べてみました
歯磨剤が人類の歴史に登場するのはきわめて古く
現存する記録としては、
古代エジプトで書かれた医学書 「エーベルス・パピルス」 (紀元前1550年頃)があります
この中に、ヒウチ石の粉末、緑青、緑粘土、乳香、蜂蜜などを用いた粉歯磨剤や
練歯磨剤の処方が記載されております
わが国では木片等によって口中を清掃する習慣が
中国から伝来した仏教の儀式の一つとして平安時代以降に入ってきました
江戸時代になると歯磨剤は、房州砂を原料として、
これに竜脳、丁字、白檀で香りを付けたものになってきました
その後、焼塩、炭、貝がらを焼いた粉末、こしょう、唐辛子、ハッカ等も用いたようです
人気の役者にあやかった.....
団十郎はみがきなどの歯磨き粉も登場してきました
とはいうものの.....
仏教の伝来とともに...歯磨きの習慣が入ってきたとは