2017年07月15日
祇園祭のルーツ・・・神泉苑
うっとうしい天気から夏の気配が顔を出し始めた頃、
祇園祭が始まります
1100年以上も続いているお祭りです
7月1日~31日までの1ヶ月という
とても長い期間を使って行われ「祇園祭」には
どんな由来があるのかを調べてみました
祇園祭の由来
遡ること平安時代、869(貞観11)年のこと・・・
京の町では疫病が大流行し、大勢の死者が出る悲惨な状況でした。
疫病を鎮めるために、
当時の国の数にちなんだ66本の鉾を神泉苑に立て祇園の神を祀り、
洛中の男児が祇園社(現:八坂神社)の神輿(みこし)を神泉苑に奉納し、
そこで疫病退散のためのお祭りを行いました
この行事は後に「祇園御霊会」と呼ばれ、
現在の「祇園祭」へと受け継がれています
祇園産さん・・八坂神社は有名ですが、
神泉苑をご存じの方は少ないと思います
神泉苑のHP・・・http://www.shinsenen.org/access.html
または、この神泉苑の文字をクリックしてください
神泉苑は二条城の南に位置する真言宗のお寺です