2019年11月23日
勤労感謝の日と新嘗祭(にいなめさい)

11月23日・・・今日は勤労感謝の日です

戦後、勤労感謝の日として、「勤労をたつとび、生産を祝い、 国民たがいに感謝しあう」国民の祝日となりました。
それ以前は新嘗祭(にいなめさい)という儀式の日でした

農業が中心だった時代、「新嘗祭」は、
瑞穂の国の祭祀をつかさどる最高責任者である天皇陛下が、
国民を代表して、
天皇がその年に収穫された新穀や新酒を
天照大神をはじめとする天地の神に供え農作物の恵みに感謝し、自らも食す儀式でした

われわれ一般人にはあまり馴染みのない行事のように思ってしまいますが、
収穫を祝い感謝する気持ちは

いつの世も日本人の中に
根付いているものなのではないでしょうか

今年は天皇陛下の初めての新嘗祭を 大嘗祭 として
11月14日15日に執り行われました。
2019年09月13日
十五夜のお月見泥棒多発地区
今日の中秋の名月の変わった風習

その前に中秋の名月は中秋と書き・・仲秋とは違います
また旧暦で数えますので
十五夜は旧暦の8月15日(今年は9月13日)
十三夜は旧暦の9月13日(今年は10月11日)
このお月見で地方によっては日本版ハロウィン(お月見どろぼう)があります

もちろん本当の泥棒でなく、
家の軒先や玄関にお月見団子をお供えし

それを近所の子供達が盗みに来るのです

(あらかじめ盗りやすいように置いておく)
団子は、多く盗られた方が縁起が良いとされています

最近では、お菓子を置いているようです

2019年09月12日
明日は...中秋の名月

明日の中秋の名月

明日13日は旧暦8月15日で十五夜です。
「中秋の名月」ともいわれます

十五夜の満月を観賞する風習は

中国から伝わり、平安貴族たちに取り入れられました

やがて武士や町民へと広まり、
現在のようにススキや秋の草花を飾り、
月見団子やサトイモ、豆、栗などを盛り

神酒を供えて月を眺めるというスタイルに。
この時季に収穫されるサトイモを供えることから、
「芋名月」と言う地域もあります。
※今年は9月13日が旧暦の8月15日です。
2019年09月10日
季節の中での一瞬のきらめきに

朝陽で輝いて、宝石のようにキラキラと輝く白い露・・・

「白露」の言葉には、とても美しく優美な響きが感じられますね

晩夏から初秋へと移り変わる、季節の中での一瞬のきらめきに

心もウキウキしてきます

こんな小さな小さな秋の贈り物に
日々のしあわせを感じながら、
秋の訪れを、しんみりと静かに味わうこの頃です

9月8日〜12日 二十四節気:白露・初候
七十二候 :四十三候・草露白(くさのつゆしろし)
野の草に白い露が宿って、秋の趣きがひとしお感じられる頃です

2019年09月06日
月見団子・・・関東は丸、関西は餡子でくるむ

ちょと早いですが、今年は9月13日(旧暦の8月15日)が十五夜です

十五夜==中秋の名月です

その準備として...

中国から里芋収穫祭が伝わり、中秋の名月の風習が出来ました

里芋の形ににせてつくり、あんを帯状にくるんだ形
あんは雲を表しています

関西では、まず形が里芋をイメージした紡錘形(少し細長い楕円形)で、
周りにこし餡がついてる団子です

月に雲がかかっている様子に見立てているとの説もあります

数は特に決まりはないようですが、
十五夜で15個を飾るという説が一般的です

関東では丸い月型の団子らしいです
